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2018年7月27日金曜日

浦和はうなぎが名物

さいたま市の浦和周辺はうなぎが名物とされており、駅周辺ではうなぎ屋をよく見かけます。
現在は開発がかなり進んでおり想像もつかないですが、江戸時代、浦和近郊には沼地が多く、川魚が生息し魚釣りが盛んだったとのことです。
その方々に沼地でとれたうなぎを出したのがはじまりと言われているようで、味がいいことが評判になり、名物となったようですね!
大正の半ばになって、開発のために地場のうなぎはいなくなってしまいましたが、伝統の味はいまも受け継がれています!
もちろんそんな浦和区のマスコットキャラクターは「うなこちゃん」。
なんと、やなせたかし氏によるデザインでさいたま市観光大使にもなっています!


下の写真は先日、せっかくの丑の日に当直になってしまった、関川Dr 中島Drが不眠不休での明けにご褒美でうなぎを食べにいったときのものです。
200年続く老舗、小島屋で極上のうなぎを食べ、当直の疲れを癒やしたとのことです。
関川Dr 中島Dr お疲れ様でした。


2018年7月24日火曜日

関川Dr ドクターカーデビュー!

関川Dr ドクターカーデビュー!

ドクターカージャケットの試着でLサイズを渡され、全くサイズが合ってなかったりと色々ありましたが・・・
先日、3年目の関川Drがついにドクターカーデビューしました!
ドクターカーナース、救急隊の方々、よろしくお願いいたします。

デビュー当日は 鈴木Drと出動。さっそく一件目から重症外傷の症例にあたりました。

これまで経験してきた病院内での診療と違い、周辺地理から合流地点を検討、患者状態から適切な搬送先を決定、接触後から到着までの時間から行う治療の優先順位の決定等、様々は事を考えながら行っていく病院前診療です。
まだまだ学ぶことは多いですが、指導医と共に少しづつ吸収していってくれればと思います!

2018年7月10日火曜日

「人工呼吸器の本 アドバンス The Advanced Ventilator Book」


「人工呼吸器の本 アドバンス The Advanced Ventilator Book
William Owens著 田中竜馬訳

 この本は2週間前からAmazonで予約していたのと、Intermountain LDS Hospitalの田中竜馬先生から贈呈いただいたこともあって結果2冊になってしまいました。1冊は通読用、もう1冊は保存用とすることとします。届いてから数日後、早速落ち着いた環境で読みました。外は猛暑で暑いので、涼しいスターバックスでアイスコーヒートールサイズとともに50分、その後場所をかえて椿屋珈琲店でアイスカフェオレとともに50分。合計100分で読みきりました。ところどころ文中で示された文献をiPadで見直す時間を含めてもこの時間で読み切れてしまうサイズです。非常にシンプルな内容で、つまずいたり考え込んだりせずにすらすらと先に進めてしまいます。
 よく医学書は若手医師向け、専門医向けなどと分類されます。悩んでいる問題点が異なっているからでしょうか。一見すると本書はわかりやすい口調と軽やかな翻訳のおかげで、人工呼吸器初学者向けの本であるかのように見えてしまいます。しかし本書はどちらの対象にも間違いなくおすすめとなる内容です。
 その理由は人工呼吸器の管理には明確な「ルール」があり、誰が人工呼吸器を扱ってもそのルールが変わることはないからです。1冊目の「人工呼吸器の本 エッセンス」では人工呼吸器管理のルールを、そして2冊目である本書「人工呼吸器の本 アドバンス」は重症呼吸不全患者管理のルールを説明しています。専門医はもちろんそのルールを多少なりとも知っていますが、今まではこんなにスマートに書かれた本がなかったので、それは試行錯誤をしながら手に入れてきた側面があると思います。しかし本書を若手医師、さらには看護師も、読むことによって、経験や年数に寄らずに、そのルールを共通言語として手に入れることができるようになります。ICUはひとりでは成立しません。複数のチームスタッフが共通の目標のために共通の手段をもって取り組んでいくことが必要です。本書はそんな人工呼吸器と重症患者管理のルールをわかりやすく説明し、誰もが共通言語としてこのルールを元にして議論ができる、そんな素地をつくってくれるすばらしいものです。
 若手医師の方はぜひこのルールを学びましょう、そして専門医の方はこのルールを復習しましょう。そしてお互いに本書をベースとして臨床の現場で知恵を話し合えば、きっと人工呼吸器を使っている重症呼吸不全患者さんも良くなる方向に向くはずです。
  ちなみに本書にも出てくる私が好きなルールはpp.28「ポシティブでいる」です。

  

2018年7月9日月曜日

日々の一コマ

朝カンファレンスの一コマです。

 平日毎朝8時30分から20名に及ぶスタッフが集結し、モーニングカンファレンスが始まります。センター長から専攻医、初期研修医、学生の方、救命士、看護師も含めてみんなで行います。

 前日入室した患者のプレホスピタルでの活動〜初療での初期治療〜朝までの集中治療管理を、DoctorCarスタッフ、初療医、ICU当番医がプレゼンしていきます。6月から救急科で研修を開始している1年目の山口Dr 盛山Dr 松坂Dr 荻野Drもスタッフに連日優しく(?)プレゼン指導を受け、どんどん成長してきています!

 救急外来では就業前、生涯研修で当センターで研修中の上尾消防、さいたま消防の救命士が、救急外来の空いている時間を利用して当院専属救命士の関根さん、救急専属Nsから気管挿管の指導を受けています。





2018年7月3日火曜日

救急ワークステーション

 当センターには、救急外来に救急ワークステーションが設置されています。
救急ワークステーションの概要ですが

・埼玉県地域医療防災計画基づいて設置され、消防と高度救命救急センターが共同運用する
・病院前診療と病院内をつなぎ、救命率の向上も目標とする
・実習救命士の教育の場とする
・実習中の救急隊へのフィードバックの場とする
・高度救命センター医師、スタッフの教育の場とする

 本日もワークステーションではプレホスピタル活動のデブリーフィング、搬送救急隊へのフィードバック、研修医教育が活発に行われています!

 写真は当科所属救命士であり、さいたま中央地域のMC立ち上げ時代からの大ベテランである関根救命士による、実習救命士へのルート確保、気管挿管のレクチャーです。
 何気なく当科ローテート中の研修医も参加しています。
 救命士の方々も短い実習期間ではありますが、なるべく多くのことを学んで各消防での活動に活かしていただければと思います。