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2014年1月17日金曜日

信じてます。リコモジュリン。


第2回埼玉東部敗血症治療セミナー with 旭化成ファーマ&ファイザー。
リコモジュリンという新薬の話。
明確なエビデンスや、費用対効果に関してはいまだ不明な点もある。
それでも私はパルテノン神殿の柱のように、血管内皮細胞上にそびえ立つトロンボモジュリンに思いを馳せる。

確実に100年後にはリコモジュリンという新薬は存在しないだろう。
それでも、もしリコモジュリンという薬が予後を改善するのであれば、それを使用した人の孫の代や、その人の意思は100年後にも残っている。
その人の人生に介入する。医療とはそういう側面がある。

目に見えないものは信じないという人もいる。
疑うスタンスが重要な科学者として、盲目的な医師は失格かもしれない。
しかし疑ってばかりいたら自転車に乗れるようにはならない。
私たちは自転車の後ろを親が支えてくれているのだと信じて、前に走り出す。
気づくと後ろを押していた親の手は自転車から離れていて裏切られたと嘆きつつも、自分がひとりで前に進んでいることに気づく。
信じることは、前に進むこと。
がんばれリコモジュリン。

そんな関係のないことを考えていたらセミナーは終わっていました。
今日は私は「敗血症性DICに対するAT製剤とリコモジュリンの併用療法に関して」を話させていただきました。


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2014年1月16日木曜日

教えてICU第5回

レジデントノート2014年2月号が発売されております。
「教えて!ICU Part2」の連載も第5回を迎え、たくさんのお褒めの言葉をいただいております。
でもやっぱりうれしいのは研修医の先生が「読んでますよ!」とか「分かりやすいです!!」って言ってくださる時ですね。

今月号は「頭蓋内圧亢進症でのICPモニタリング」をテーマで書きました。
ICUでは重症頭部外傷を扱いますが、その管理方法はとても繊細です。
そこで一般的なポイントとなる管理法を紹介するとともに、
よく行うICPモニタリングや開頭減圧術のエビデンス等に関してもふれています。
いろいろと議論を呼んでいるボリビア発のN Engl J Medに出されたRCTはもう皆さん目を通しましたよね?

教えてICUは簡単に読めるのでぜひ読んでみてください。
「教えて! ICU Part1」もまだという方はぜひ買って読んでくださいね。


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2014年1月14日火曜日

みかん

医局にみかんが10kg届きました。ありがとうございました。
「大長(おおちょう)みかん」という広島の高級ブランドみたいです。

あれ?よく見ると生物学的相同性を認めない果実がひとつ含まれていますね。

βクリプトキサンチンが含まれていてきっと風邪の予防にいいと思い、今日だけで3つ頂きました。甘くておいしかったです。

ちなみに「正統和歌山剥き」というみかんの剥き方ががあるそうです。
私は知らないので、近くに和歌山の人がいたら聞いてみて下さい。


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2014年1月13日月曜日

カチノンもアウト〜。



これなんだか分かるでしょうか?

これだけで分かった人はかなりマニアック。
正解は「カチノン」です。
MDMAや覚醒剤のアンフェタミンに基本構造が似ているので、ドパミン放出誘導が起こるようですね。
大麻成分類似作用で有名なカンナビノイドと合わせて脱法ハーブ類・バスソルトの成分となる物質です。

中毒学会でも話題に上げられておりました。
なぜ話題かというと、昨日1月12日より新たに包括的に指定薬物として追加された物質だからです(カンナビノイドは昨年の3月より包括指定されております)。
これらの基本骨格の置換基を置き換えることによって「脱法」して、イタチごっこになっていたわけですが、包括指定されるとこの置換基を置き換えてもダメということになります。

これらの物質の分析法もどんどん進歩しているようですね。
私は治療は得意ですが、分析は苦手なのでもっと勉強しないといけないところです。

英国や米国では薬物乱用後の慢性的な問題点(精神活性作用も強いため、しばらくしてから精神科に通わなくてはいけない状態になるらしい)も指摘されてきていますが、今後の日本も同様の状況になってくるのではと心配します。

ということでカチノンもダメ。

参考文献
1)The Toxicology of Bath Salts : A review of Synthetic Cathinones.
2)厚生労働省 新たに指定薬物を包括指定する省令の公布


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2014年1月11日土曜日

第28回日本中毒学会東日本地方会

本日1/11(土)北里大学薬学部におきまして、
「第28回東日本中毒学会東日本地方会」が
執り行われました。

演題は26題も出て盛況でした。
当科の清田部長は医薬品セッションで座長。

個人的には特別講演の「海洋動物の毒」が面白かったです。
近年、フグ毒の成分も変化してきているとか。テトロドトキシンやシガテラ毒、麻痺性貝毒の話は興味深かったです。
埼玉は海はないですが、油断はできません。
 当科の佐藤啓太医師による演題発表。
「トリクロロエチレンガス中毒で急激な肺傷害を来した1例」


 夜の懇親会では日本酒の鏡開き。
右から黒川顯先生、福本先生、上條先生。

幹事の先生方は
昨晩の幹事会であれだけ一升瓶をあけてもなお、
今晩も飲むんですね。
流石です。
そして、いよいよ
我らがさいたま赤十字救命救急センター・救急医学科
清田和也部長が
第29回会長に就任されました。

第28回会長の福本先生よりバトンタッチ。

来年の中毒東日本地方会は
会期:平成27年1月10日(土)
会場:埼玉県民健康センター
で行う予定です。





私も準備事務局長を拝命致しましたので
いろいろと至らぬ点もあるかと思いますが、がんばります。ご指導下さい。

また詳細が決まり次第お知らせ申し上げます。



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2014年1月10日金曜日

循環管理の数値表



循環管理の数値表ですが、一覧になっているものが意外と少なく、ICUで参照できるように1年ぐらい前に作ってみたものです。
意外とSVRIやGEDIの正常値って覚えていないですよね。
ましてや単位となると‥。

おもしろいなあという方がいましたら使ってみてください。
商用でなければ自由に使っていただいてかまいません。
ラミネートすると使いやすいですよ。
正常値などの細かい違いがあるかもしれませんのでご意見いただけたらどんどん直していきたいと思います。
他にもこんな数値追加してくださいとか。
どんどん更新していきたいと思っています。

使ってみて良かったらぜひ一報下さい。励みにもなりますので。

もしご希望がありましたらpdf形式やword形式でもファイルがありますので、
メールいただければお渡しします。
gene1982jp@gmail.com


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2014年1月6日月曜日

今年もよろしくお願い致します。

あけましておめでとうございます。
遅くなりましたが、今年もよろしくお願い致します。
本日より仕事初めですね。
救命センターは例年のごとく年末年始も休む暇なく大忙しでした。

写真は年末と年始のICUから望める富士山です。
冬は空気が澄んでおり、とてもきれいです。
1月1日に当直したものの特権として、初富士を拝む事もできます。


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