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2017年11月13日月曜日

あたりまえのことをあたりまえに

順天堂大学練馬病院の坂本壮先生より
ご献本いただきました。

あたりまえのことをあたりまえに
救急外来 診療の原則集

救急外来にスーパードクターは必要ありません。
あたりまえのことをあたりまえにできるドクターがいればいいのです。
あたりまえのことってなんのこと?と思ったら、
答えはこの本に書いてあります。





2017年7月24日月曜日

第3回埼玉MCLSマネージメントコース

第3回埼玉MCLSマネージメントコースが当院で行われました。
活発な議論が行われとても力が入っておりました。
関係者の皆さまありがとうございました。

今回は新病院に移転し、新しい講堂を使って当科ではじめて行うコースでした。
まだまだ場所に慣れていないこともありますが、きれいなところで行うと気持ちがいいですね。
駅から近くて交通の便もいいです。


今後もいろいろなコースを開催してい予定ですので、
ぜひみなさま新さいたま赤十字病院にいらしてください。


2017年7月21日金曜日

MC協議会処置拡大講習


処置拡大認定の講義実習が行われており、当センターの医師も連日複数で赴いて救命士の皆様の指導にあたっています。
熱のこもった指導で、チームである救命士の皆様と活動の共有がはかれるように努力しています。
「輸液とやる気は全開で」

大宮消防署で行われており、そこの4階はひらけていて景色がよく、さいたま新都心が一望できました。
じつはここのなかに当院も見えるのですが、わかりますか?




答えはここです。
他のビルに比べて小さく見えますが、そんなことはなく遠近の錯覚です。


2017年7月13日木曜日

ICU勉強会 for Nurse and Resident 第3弾

最近暑くなってきましたが、昨日 H29年度のICU勉強会第3弾を行いました。
多数の方に参加いただきありがとうございました。

5月敗血症、6月鎮痛鎮静せん妄に引き続き今回は「人工呼吸管理と酸素療法」という壮大なテーマで行いました。
短時間の講義ですべて終わらせることは到底不可能であり、ポイントをしぼって実践的な内容をみなさんと復習しました。。
これをさらに発展させて(半日ぐらいのコースに拡大させて)、継続的にやっていきたいとも思いました。

この講義は毎回、勤務の都合がある看護師さんに配慮してまったく同じ内容で2回行なっています。
看護師さんのパワーはICUのパワーですからね。
今回聞けなかったという人は次回また参加してください。
「普段の疑問点が整理できた」「わかりやすい講義で1年目の時に聞きたかった」と好評でした。


2017年7月12日水曜日

さいたま地理勉強会


田口医師によるDr.Carの安全運行に関わる「さいたま地理勉強会(ランチョンセミナー)」。
Dr.Carのクルーとして活動するものはさいたまの地理や道路事情に精通していなければなりません。

例えば今の「埼玉県道2号線」は以前は国道16号だったので、今でも「旧16号」と呼ばれます。知らないと救急車とランデブーできなくなってしまいます。

17号、産業道路、第2産業、旧中、新大宮バイパスなどの主要道路だけでなく、「大和田」と言われたらどのこの交差点か、そこまで何分で行けるか、すぐにピンとこないといけません。



2017年7月4日火曜日

SMART B訓練

平成29年度埼玉県特別機動援助隊(埼玉SMART)基礎研修B
が鴻巣の埼玉県消防学校で行われました。

埼玉県では救助隊、航空隊、埼玉DMATのメンバーで埼玉SMARTという部隊を編成しており、今回はその基礎的な訓練です。


とても暑い一日で体育館の中は30度を超えておりましたが、それ以上に暑い訓練参加者でした。
トリアージ訓練や、高所多数傷病者や暗所閉所で視界無しの想定で救助訓練を行いました。当科からは早川が参加させていただき、午前のトリアージ講義と実習〜午後の傷病者観察や救助トリアージを中心に指導させていただきました。
救助隊や航空隊といった普段あまりお互いのことを知らない人達とともに訓練することで相互理解が進みます。


2017年7月2日日曜日

第39回日本中毒学会総会・学術集会

第39回日本中毒学会総会・学術集会がつくば国際会議場で開催されました。

今回は早川がパネルディスカッション4の中毒ER診療というテーマで参加しました。
同セッションでは当科の部長であり、中毒学会の常務理事でもある清田が「中毒診療の8つのD」というものを提示していましたが、その様な面白い話があるのは今まで知りませんでした。

当学会は以前から伝統的に色々な職種の方が参加しており、しかもその方々と交流が持てるのでとても面白い学会です。
それぞれの専門の方が色々なことを提示してくれるので、新しい知見にあふれていました。
今回は災害関連がテーマとなっており、非常に勉強になりました。
VXのことだけでもまだまだ知らないことだらけでした。

来年は大阪ですが、日本毒性学会と共同開催とのことで今から非常に楽しみです。
(日本中毒学会が臨床分野としたら、日本毒性学会は基礎分野)
ぜひ参加して日本毒性学会のセッションも拝聴させていただこうと思います。



2017年6月23日金曜日

平成29年度埼玉県赤十字救護班要員研修会

6月21日〜23日に2泊3日で秩父美の山に来ています。
平成29年度埼玉県赤十字救護班要員研修会のためです。
今回の災害訓練には当科からは岸本・山本が参加しました。
またスタッフとして田口、八坂、早川、平澤も来ています。

埼玉県の赤十字救護はメンバーみんな仲良く頑張っております。
これからも力を合わせて盛り上げていきます。

全国的にも負けていない、充実した研修会ですよ。







2017年6月19日月曜日

レジナビ ありがとうございました

さいたま赤十字病院 高度救命救急センターは
レジナビ後期研修医@国際展示場に出展してきました。

予想を上回る多くの方に来訪いただき、
用意したパンフレットもなくなりそうになりました。
またたくさんのやる気と情熱に溢れた若手の先生方と
お話ができて私たちも刺激がもらえました。
こんなにも救急や集中治療を志している若手がいるんだと勇気づけられもしました。
田口副部長曰く「今までで最も手応えのあったレジナビであった」と。

皆様には
いま「日本で最も新しい」高度救命救急センターを見学に来ていただければと思います。
お早めにどうぞ。
とても人気のため、日程を調整させていただいております。




2017年6月15日木曜日

レジナビ 後期研修医 6/18(日)@東京ビッグサイト

レジナビ 後期研修医 6/18(日) @東京ビッグサイト

さいたま赤十字病院 高度救命救急センター も出展します。
当院の救急および集中治療室での後期研修をお考えのぜひ訪ねてきてください。
新病院に完全移転して、綺麗で便利な病院で働くチャンスです。
お待ちしております。

見学のほうも随時受け付けておりますが、
人気のためお早めにご連絡いただければ幸いです。

レジナビ用のみなさんにお配りするパンフレットを準備中です。

2017年6月12日月曜日

今週は「うまい棒週間」



今週の当科は「うまい棒週間」になっております。
約600本の箱いっぱいのうまい棒が届き、医局員であればいくらでも食べてOKです。
まだ1週間たちませんが、1/3ほどが消費されました。
しかしまだまだいっぱいあります。

忙しくて若干過酷な当科ですが、
ちょっとした日常の楽しみを見つけるのも大事なことです。


医局員&坂本Drによるうまい棒ランキング

一位:たこ焼き味(キャベ○太郎と同じ味!?)
二位:牛タン味(ナイスフレーバー!)
三位:なっとう味(からしの味あり。本当にややネバネバする)

おしい・もうすぐランキングの番外編:
シュガーラスク味、海老マヨネーズ味、コーンポタージュ味など


2017年6月9日金曜日

ドクターカーと外傷



当院では2016年4月1日よりドクターカーの24時間365日運行を開始しています。
1年経過して1000件を超える要請があり、対応してきました。



非常に患者の多い埼玉県中央地域で活動している唯一のドクターカーです。
外傷症例も多く、ドクターカー活動の平均ISSは15以上と重症な症例が多くなっています。


ドクターカーが出動することで、まず外傷に専門的な知識技術をもちあわせた医師が素早く患者さんに接触することができます。
結果的に根治的治療までの時間は確実に短縮され、患者予後の改善につながると考えています。

今後も地域の外傷患者予後は救急隊との密な連携のもとに、さいたま赤十字病院高度救命救急センターが改善させていきます。


2017年6月8日木曜日

The ELSO Red Book 5th Edi



 当院の高度救命救急センターでは積極的にECMOによる治療を行なっています。
人工心肺装置であり、心臓や肺の代理となる装置です。
VV-ECMOは人工呼吸で対応しきれない呼吸不全が対象となります。
また心肺停止の蘇生にはECPRという形で活用しています。

いずれも管理には非常に高度な技術や知識を要します。

そんななか先日ELSOより「Red Book(通称赤本)」の5th Editionが発刊されましたので、さっそくアメリカから取り寄せました。
まだ書店やAmazonなどでは手に入りません。

ECMOを管理するものにとってはこの赤本はバイブル的存在です。

これから読破しようと思います。
でも辞書よりも分厚いので大変だ。。


2017年6月6日火曜日

ICU勉強会 for Nurse and Resident

昨日は「ICU勉強会 for Nurse and Resident」を行いました。
2回目のThemeは鎮痛鎮静せん妄についてです。

内容は5年目ぐらいのNurseを想定していますが、ResidentやDrが参加しても十分な内容であると思っています。

NurseはICUの中でもとても大きなパワーを持っています。
患者さんを治癒させ、健康を取り戻すための大事なパワーです。
ICUでDrとNurseはプロとして用いる手法は異なりますが、目的は一緒です。
これからも強い連携のもとにTop of ICUを目指します。

次回は6/26(月)に行いますので、まだという方はどなたでもご参加ください。
同じ内容です。
(勤務の都合で参加できないなどが内容にまったく同じ内容で月に2回開催しています。)





2017年6月5日月曜日

臨床研修指導医講習会

早川です。
先日の土日に臨床研修指導医講習会を受講し、
晴れて臨床研修指導医になることができました。

合宿の内容はとてもハードでしたが、
とても勉強になる内容でした。

さいたま赤十字病院の初期臨床研修では救急科を3ヶ月みっちり回ることができます。
そこで超重症の3次救急から比較的軽症のERまで研修できますし、
ICU管理やプレホスピタルに関する勉強もできます。
プレホスピタルを勉強することが地域医療への理解にもつながります。

そんなで当科には臨床研修指導医が複数いますので、
初期臨床研修医の皆様はとても内容の濃い研修が受けられること間違いなしです。

出身大学は関係ありません。
北海道から沖縄までたくさんの人が毎日見学に来てくれています。
学生のみなさまで、まだという人はぜひ一度見学にいらしてください。





2017年6月1日木曜日

第31回日本外傷学会総会@横浜

こんにちは。
6月1〜2日と日本外傷学会に参加しています。

当センターでは軽症から重症までさまざまな外傷症例があります。
全国的にみても搬送数の多い外傷センターです。
交通事故が多く、さいたま中央地域では高リスク受傷機転による外傷は多くが当センターに搬送されます。
救急隊との連携も深く、「重症外傷はさいたま日赤へ」という合言葉があります。
経験値が高いだけでなく、新病院になりCTやAngio室、手術室が外傷専用に設計されており、よりシームレスな活動ができるようになりました。
ハード面はそろっているので、ソフト面でもさらなる飛躍のためにつねに研鑽しています。
当センターのスタッフは集中治療や麻酔、手術、IVRなどさまざまなサブスペシャリティをもつものがいますが、すべてに共通しているのが「外傷」であると言えます。

今回は川浦と鈴木が2演題出しています。
来年はもっと多くの演題を提出するつもりです。

もっともっと研鑽をつんで、一人での多くの救命事案を増やしていきたいと思っています。




2017年5月30日火曜日

AKI親睦会

昨日、さいたま新都心で
さいたま赤十字病院高度救命救急センターおよびDr.CarおよびAKI QQの
情報交換会が開催されました。
といっても要は親睦のための会です。

AKIは急性腎傷害(Acute Kidney Injury)でもなければ、AKB48でもありません。
Ageo(上尾)、Kennou(県央)、Ina(伊奈)の三地域です。
県央は埼玉県の中央部分の鴻巣・北本・桶川をさします。
以前はさいたま市との会でしたが、今回はAKIとでした。
一緒に開催してもいいのですが、とてもたくさんの人が集まっていただけるので、入れる会場が限られてしまいまして。

私たちの救命センターはめずらしく、
さいたま市プラスこれらのAKI地域ととても広範囲の救急をカバーしています。
全国的にもわたしたちのさいたま赤十字高度救命救急センターは救急隊を仲がよいと話題です。
それもそのはず。
私たちと救急隊はチームメイト、同僚ですので。
いつも顔の見える関係を築いています。
というか救急のホットラインで電話がかかってきたときは顔は見えませんが、救急隊も電話に出た医師も声で相手がだれだか大体わかります。
これがまさに顔の見える関係です。

さいたま市とAKIの救急隊とさいたま赤十字はこれからも一緒に同じ目標のために精進して行きます。
すべては地域の皆様のために。





2017年3月30日木曜日

救急搬送患者入口

「救急搬送患者入口」です。
一般の方は入れないところにありますので、通常お目にかかることはないと思います。
ERと書いてあるのはEmergency Roomの略で、「緊急治療室」とも訳されますが、いわゆる救急外来です。
この部分だけの赤塗りの壁はJapanese Redに仕上がっており、ライトが光っていて神々しくも見えます。
私たちの病気や怪我に対する戦いの入口でもあります。
(Dr.car・救急車内での戦いはすでに病院前より始まっていますが)
右側の小さい銀色の扉奥は除染室になっており、化学除染が必要な場合はこちらから入ります。


ちなみに救急車はこちらの方から入ってきて、このようように停車します。
もちろん救急隊員も患者さんも雨に濡れる心配はありません。


2017年3月24日金曜日

のま先生送別会

のま先生が当科を卒業され、
整形外科医としてのトレーニングを積むために一旦当院を離れることとなりました。
送別会が先日盛大に開かれました。
今後のご活躍をご祈念いたします。
また埼玉に帰ってくるらしいので、その時はヨロシクお願いします。

また佐藤先生は研修で半年当科を回ってくれました。
内科医、とくに腫瘍学に興味があるそうで、そちらの方面に進むそうです。
救急といった違った畑で勉強するのは
視野を広く持つということでとても素晴らしいことだと思います。


2017年3月13日月曜日

2017年2月16日木曜日

学会での発表

2当科レジデント2名が日本救急医学会関東地方会、集団災害医学会で発表してきました。
●日本救急医学会関東地方会 
【ドクターカー出動が奏功した列車人身事故における多発鈍的外傷の一救命例】中島医師
●集団災害医学会 
【熊本地震の西原村における亜急性期の医療救護活動】平澤医師




 両名とも本年度われわれの仲間となった若手医師ですが、この1年でグングンと成長しており、当科にとって欠かせない医師となっています。
 今後とも2人の活躍に大期待です。