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2014年1月31日金曜日

インフルに注意

世間的にはノロウィルスが猛威をふるっていますが、同様にインフルエンザも流行しております。気をつけてください。
彼は風邪をひいてダウンしたのでなく、風邪をひかないように十分な睡眠をとっている最中です。
ちなみにマスクは鼻までしっかり付けないと効果が下がりますよ。


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2014年1月26日日曜日

浦和の鰻の蒲焼き

埼玉県は海がないせいもあり、正直なところそれほど目立った名産品・特産品はありません。
わたしがさいたま赤十字病院に赴任したときは「埼玉はほんとにおいしいものがないなあ〜、困ったなあ」というのが最初の感想です。
しかし、実は埼玉にもとてもおすすめのグルメがあります。
(あ、ちなみに最初に埼玉に来たときは美味しいものがないなあとも思いましたが、探せばけっこういろいろと美味しいものもありますので)。
それは「浦和の鰻の蒲焼き」です。
昔は浦和近辺も沼が多く、そこでとれた鰻を蒲焼きにして出していたとのこと。
いまはそのような沼も住宅地にすがたをかえていますが、おいしい鰻のお店は昔からその伝統を今に守り続けたそうです。


今週は当直が3回あったということもあり、明日からまた月曜日なので元気をつけるために浦和に鰻を食べに行ってきました。
今日おじゃましたのは老舗の「小島屋」です。
それぞれ鰻の好みもあると思いますが、こちらの蒲焼きはふっくらもちもちというのが特徴です。
夢中で食べ始めて、気づいたら完食。おなかも一杯になりました。

ここ浦和ではタイプの異なる鰻の蒲焼きのお店がたくさんあるので、きっとお気に入りの一軒が見つかると思います。おすすめです。


ちなみにさいたま赤十字は大宮です。こちらもクリック⇒人気ブログランキングへ

2014年1月24日金曜日

100000年後の安全

当ブログでは特定のイデオロギーを推奨することはしておりませんので、あくまでも科学的な話のみです。
http://www.webdice.jp/dice/detail/3357/
現在、人体に有害である放射性廃棄物の処理法で定まった安全な方法は存在しません。
地中直接注入、海洋投棄は実際に実施されましたが計画的には断念されています。宇宙処分も不確実性から計画的に不採用となっています。
そこで地層処分が検討されているわけですが、
「オンカロの取材をしたとき、学者たちに「最終廃棄物処理場が作れない国があるとしたらどこか」という質問をしました。その答えは日本でした。現在の科学では放射性廃棄物の処理は地層処理しかないと言われていますが、地層処理場ができないのに原子力を持っている国である日本は、火山があり地震があり、常に地層が安定していません。チェルノブイリは壊れた原子炉をコンクリートで覆いましたが、チェルノブイリは完全にカバーしてしまえばよくても、福島は次の地震が来ない保障がない。中華の回転テーブルの上に放射性廃棄物が入った容器を置いたようなもので、いつ動くか解らない。日本はそういう状況にあるのです。」

詳細はぜひこちらを。
前より見たいと思っていた長編ドキュメンタリーですが、今なら無料配信されています。
「100000年後の安全」http://www.uplink.co.jp/100000/2014/

こちらはフィンランドでの話。
私が同じ北欧のスェーデンの病院で研修をしていた際に指導医に
「君はフクシマについてどう考えている?日本人は皆どのように考えているの?」
と聞かれました。
私は英語力のつたなさもあり、うまく議論することは出来ませんでした。

マドセン監督が日本に来日しようとした際に、
「マイケル・イェンセン(放射能安全機関分析学者)に事態について意見を聞かせてくれとメールを打ちました。彼からの返事「いまは電話ができない」というものでした。政府から緊急招集がかかり、シェルターに専門家が集められ、スウェーデンでどれだけの影響があるのか会議を開いていたのです。日本とは地球の裏側の国でそんなことが起こっているということに私はさらに深刻さを感じたのです。」
議論されているのは日本のことではなく、「日本の裏側のスェーデンにどこまで影響を及ぼすか」に関してです。
日本はすぐれた科学先進国であると同時に、強い原子力被害を経験した唯一の国です。
おそらく私が指導医に質問されたように、世界中の多くの人たちがこの「日本人がどのように考えているのか?」を注目しています。
私たちは世界中の人たちにどのように答えるべきでしょうか?



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2014年1月23日木曜日

コーヒーの小菓子

もともとジャンポールエヴァンのチョコが好きでした。
今ほど流行る前から伊勢丹新宿の地下のバー ア ショコラに通い、アフリケンというカカオのお茶みたいなものを飲みながらケーキを食べに通うのが、かっこいいと思っていました。
それぐらいチョコレートが好きだということです。

コーヒーはそのまま単品でも美味しいのですが、
仕事の合間に飲むときは、頭の糖分補給もかねて、一緒に小菓子も欲しいところ。
もちろんコーヒーに最も合う菓子は「チョコレート」です。
これ以外には考えられないとさえ思っていました。

しかし、あったのです。
他にもコーヒーに合う菓子が。
それは意外と私たちに身近なところにありました。
日本の誇る伝統菓子「とらやの羊羹」です。

おすすめはこのはちみつ。
まろやかさとコクがいっそう際立ち、苦いコーヒーにぴったしです。
しかもこの個包装シリーズ、いくつか種類があるのですが、すべて箱を開けると手をよごさず、また切る手間もいらず、ほんとに簡単に食べられるのです。

お値段はとらやだけあって少し高めですが、ゴディバのトリュフほどではありません。
ぜひコーヒーとともに一度お試し下さい。


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2014年1月21日火曜日

フルマゼニル

本日1月21日はフルマゼニルの製造販売承認日です(1992年)。
〜中毒カレンダーより

フルマゼニルはロシュ社よりAnexate®(アネキセート)の名前で販売が開始されました。
いまでも私たちはベンゾジアゼピンの拮抗薬としてよく使用します。

ベンゾジアゼピンとは麻酔や睡眠薬として非常に広く使われる薬です。
機序はGABAa受容体のベンゾジアゼピン結合部位に結合して、GABAaのGABAに対する親和性を増強させ、Cl−がいっぱい細胞内に流入し、細胞の興奮抑制を起こすものです。
そしてフルマゼニルはこのベンゾジアゼピン受容体と競合的に作用します。

ただしこのフルマゼニル(以下アネキ)はプロの薬と考えています(普段使い慣れた人じゃないと使わない方がいいと思われる薬という意味です)。
理由は以下の2点です。

①作用が30〜45分できれる(実際はもっと短く)
 アネキを完全な治療的拮抗薬であると認識すると危険です。ベンゾで寝ている場合に、
アネキivで目を覚ますのですが、しばらくすると薬効がきれます。この認識がないと、病室に入って看護師の目が離れたちょうどの頃合いに、再度昏睡に陥ります(最悪の場合は呼吸停止でそのまま発見されないと‥)。
 従ってアネキは治療薬ではありません。現在の意識障害がベンゾジアゼピンの影響によるものかを確認するための「診断的」薬です。

②けいれんを起こす。
 薬物中毒の場合は本邦では三環系とベンゾが同時に処方されていることが多いです。三環系の副作用に痙攣があり、この痙攣の副作用が同時に飲んでいるベンゾで抑えられている可能性があるからです。ここでアネキをivしてベンゾのみ拮抗してしまうと、三環系の副作用である痙攣が前面に出てきて‥。うった瞬間に痙攣します。

使い勝手が難しい薬なので、通常は私たち救急医や麻酔科医だけが使うちょっと専門的な薬と考えます。
「クスリはリスク」を忘れずに。



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2014年1月17日金曜日

信じてます。リコモジュリン。


第2回埼玉東部敗血症治療セミナー with 旭化成ファーマ&ファイザー。
リコモジュリンという新薬の話。
明確なエビデンスや、費用対効果に関してはいまだ不明な点もある。
それでも私はパルテノン神殿の柱のように、血管内皮細胞上にそびえ立つトロンボモジュリンに思いを馳せる。

確実に100年後にはリコモジュリンという新薬は存在しないだろう。
それでも、もしリコモジュリンという薬が予後を改善するのであれば、それを使用した人の孫の代や、その人の意思は100年後にも残っている。
その人の人生に介入する。医療とはそういう側面がある。

目に見えないものは信じないという人もいる。
疑うスタンスが重要な科学者として、盲目的な医師は失格かもしれない。
しかし疑ってばかりいたら自転車に乗れるようにはならない。
私たちは自転車の後ろを親が支えてくれているのだと信じて、前に走り出す。
気づくと後ろを押していた親の手は自転車から離れていて裏切られたと嘆きつつも、自分がひとりで前に進んでいることに気づく。
信じることは、前に進むこと。
がんばれリコモジュリン。

そんな関係のないことを考えていたらセミナーは終わっていました。
今日は私は「敗血症性DICに対するAT製剤とリコモジュリンの併用療法に関して」を話させていただきました。


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2014年1月16日木曜日

教えてICU第5回

レジデントノート2014年2月号が発売されております。
「教えて!ICU Part2」の連載も第5回を迎え、たくさんのお褒めの言葉をいただいております。
でもやっぱりうれしいのは研修医の先生が「読んでますよ!」とか「分かりやすいです!!」って言ってくださる時ですね。

今月号は「頭蓋内圧亢進症でのICPモニタリング」をテーマで書きました。
ICUでは重症頭部外傷を扱いますが、その管理方法はとても繊細です。
そこで一般的なポイントとなる管理法を紹介するとともに、
よく行うICPモニタリングや開頭減圧術のエビデンス等に関してもふれています。
いろいろと議論を呼んでいるボリビア発のN Engl J Medに出されたRCTはもう皆さん目を通しましたよね?

教えてICUは簡単に読めるのでぜひ読んでみてください。
「教えて! ICU Part1」もまだという方はぜひ買って読んでくださいね。


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