先日平成27年1月10日に第29回日本中毒学会東日本地方会が開催されました(会場:埼玉県県民健康センター、会長:清田和也)。
年明けでみなさま忙しく、また外も寒いなか約120名と大勢の方にお集まりいただき、盛会のうちに終了できました。
会は一般講演から成瀬先生の危険ドラッグに関する基調講演にはじまりました。依存症患者に対する考えが改まりました。
そして特別演題Ⅰでは奥村先生にサリン事件のお話をいただき、今現在の課題が浮き彫りになりました。また特別講演Ⅱでは橋本先生に現在の医療現場の法的な問題を提起していただき、私たち医療者がもっと積極的に関わっていく必要性を感じました。
その後の浦和ワシントンホテルでの懇親会にも多数の方がお集まりいただき、優秀演題賞の表彰などを行いました。
今回もとても学ぶことが多い学会であり、また懇親会ではみなさまと楽しくお話ができました。
引き続き今後も日本中毒学会東日本地方会をよろしくお願い致します。
次回の第30回東日本地方会(昭和大学、2016年1月23日予定)、また総会でみなさまにお会いできるのを楽しみにしています。
・特別講演2題
「20年目の東京地下鉄サリン事件ー残された課題」
警視庁警務部 参事 奥村 徹先生
「救急医療現場の法的諸問題」
杏林大学総合政策学部 教授 橋本 雄太郎先生
・基調講演:危険ドラッグ
「危険ドラッグ使用障害患者の臨床的特徴と治療
〜薬物依存症専門外来自験110例からの考察〜」
埼玉県立精神医療センター 副院長 成瀬 暢也先生
成瀬先生の基調講演の様子
黒川先生にご挨拶をいただきました
第30回会長 峯村先生よろしくお願い致します。
全員ではないですが、集合写真です。