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2014年1月24日金曜日

100000年後の安全

当ブログでは特定のイデオロギーを推奨することはしておりませんので、あくまでも科学的な話のみです。
http://www.webdice.jp/dice/detail/3357/
現在、人体に有害である放射性廃棄物の処理法で定まった安全な方法は存在しません。
地中直接注入、海洋投棄は実際に実施されましたが計画的には断念されています。宇宙処分も不確実性から計画的に不採用となっています。
そこで地層処分が検討されているわけですが、
オンカロの取材をしたとき、学者たちに「最終廃棄物処理場が作れない国があるとしたらどこか」という質問をしました。その答えは日本でした。現在の科学では放射性廃棄物の処理は地層処理しかないと言われていますが、地層処理場ができないのに原子力を持っている国である日本は、火山があり地震があり、常に地層が安定していません。チェルノブイリは壊れた原子炉をコンクリートで覆いましたが、チェルノブイリは完全にカバーしてしまえばよくても、福島は次の地震が来ない保障がない。中華の回転テーブルの上に放射性廃棄物が入った容器を置いたようなもので、いつ動くか解らない。日本はそういう状況にあるのです。

詳細はぜひこちらを。
前より見たいと思っていた長編ドキュメンタリーですが、今なら無料配信されています。
「100000年後の安全」http://www.uplink.co.jp/100000/2014/

こちらはフィンランドでの話。
私が同じ北欧のスェーデンの病院で研修をしていた際に指導医に
「君はフクシマについてどう考えている?日本人は皆どのように考えているの?」
と聞かれました。
私は英語力のつたなさもあり、うまく議論することは出来ませんでした。

マドセン監督が日本に来日しようとした際に、
マイケル・イェンセン(放射能安全機関分析学者)に事態について意見を聞かせてくれとメールを打ちました。彼からの返事「いまは電話ができない」というものでした。政府から緊急招集がかかり、シェルターに専門家が集められ、スウェーデンでどれだけの影響があるのか会議を開いていたのです。日本とは地球の裏側の国でそんなことが起こっているということに私はさらに深刻さを感じたのです。
議論されているのは日本のことではなく、「日本の裏側のスェーデンにどこまで影響を及ぼすか」に関してです。
日本はすぐれた科学先進国であると同時に、強い原子力被害を経験した唯一の国です。
おそらく私が指導医に質問されたように、世界中の多くの人たちがこの「日本人がどのように考えているのか?」を注目しています。
私たちは世界中の人たちにどのように答えるべきでしょうか?



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